山梨県立農林高等学校
2021年11月17日カテゴリー:

ブドウ垣根の改修

 11月12日、3年環境土木科「課題研究」にて醸造用ブドウ畑の支柱の改修をおこないました。

 

 

 敷地内にある「釜無川ヴィンヤード」では食品科学科の生徒を中心に、ワイン原料となる欧州系品種のブドウの栽培をおこなっています。しかしながら鳥獣害の被害によりほとんど収穫できない状況となっています。上の写真は食べつくされて、へただけが残った様子です。

 

 

 この状況を打開すべく、ブドウの周りに雨除けビニールと鳥除けネットを同時に設置するためのアーチ(金具)の取り付けを環境土木科でおこないました。まずは設置箇所にペンでマーキングをしています。

 

 

 さすが3年生!工具の使用は手慣れたものです。次々に金具を取り付けていきます。

 

 

 設置前と設置後の様子です。わずか2時間足らずでこれだけ設置することができました。次回は取り付けたアーチの両端にワイヤーを張り巡らせる作業です。

 本校は今年度よりマイスターハイスクール指定校となり「山梨ワイン発展のための協働と若手技術者の育成」というテーマのもと、5学科で横断的な取り組みを進めています。

 各学科がそれぞれの得意分野を生かし、異なる視点からワイン作りに携わっています。