山梨県立農林高等学校 > マイスターハイスクール(ワイン) > 農林高校&甲斐市の魅力発信! 甲斐市・甲斐市商工会・農林高校連携プロジェクト 2022年9月29日カテゴリー: マイスターハイスクール(ワイン) 農林高校&甲斐市の魅力発信! 甲斐市・甲斐市商工会・農林高校連携プロジェクト ○このワインについてこの17ans Petit Verdot [ディセタン プティ・ヴェルド] 2021年は、私たち、山梨県立農林高校の令和2年度入学生が、2年生のワイン醸造の授業で造ったワインです。 使用したブドウは、山梨県産のプティ・ヴェルドという品種です。プティ・ヴェルドはフランスのボルドー原産のブドウで、ボルドーでは数%の割合でブレンドされる他、フランス南西部、南オーストラリアでは単独でワインが造られています。 私たちがこのブドウを選んだのは、近年プティ・ヴェルドが日本に適したブドウとして注目される一方で、このブドウのみでワインで造っているワイナリーが少なかったからです。しかし、造る前にブドウの生産者や先生方にお話を聞くうちに、このブドウが成熟するためには高い湿度に耐えなければならないことや、熟成することでスミレやなめし革の独特の香りを醸し出す特徴を知り、このブドウに未来に向けて不安ながらも1歩ずつ進んでいる今の私たち自身を重ね合わせました。私たちは、「このブドウから高校生の私たちらしいワインを造ろう」と決意しました。 このワインの仕込みが始まったのは10月11日。仕込みの日は夏に戻ったかと思うほど暖かい日でしたが、八ヶ岳おろしの影響で翌日以降に気温はぐんぐん下がっていき、1週間も経つと最高気温も20度を下回り、最低気温は10度以下になっていました。この冷え込むため、私たちのワインはゆっくりと発酵が進んでいきました。11月にはフランス製の小樽にワインを移しました。樽で熟成することをフランスではエルバージュ(育成)と呼ぶそうです。「このワインを来年まで見守り、ようやくワインができるのだ」と胸が膨らみました。 私たちはまだワインが飲める年齢ではありません。将来、私たちがワインを飲むときには高校時代を振り返り飲むのだと思うと、自然と胸の奥からお世話になっている方々や地域への感謝が湧いてきました。ワインを造り始めた時には、ワインを見守り、育てることを通じて、感謝や自分達の未来について思いを馳せることになるとは思ってもいませんでした。 私たちはこの経験を活かして、ワインを飲んでくださった皆様にワイン、学校、そして市(まち)を知っていただくため、この魅力発信プロジェクトを立ち上げました。 ○プロジェクトメンバー・制作(生徒代表):山梨県立農林高等学校食品科学科 有志・協力:甲斐市、甲斐市商工会、山梨県立農林高等学校・販売協力:株式会社カテリアル・プロデューサー:マイスターハイスクール事業CEO 白石壮真・ディレクター:マイスターハイスクール事業 実務科教員 山口美樹 ○プロジェクト概要私たちが学ぶ、山梨県立農林高校ではワインに関する授業があります。私たちがこの授業で学ぶことは、ワインの造り方だけではありません。ワイン生産者の視点から生産・加工・流通の実際に触れることはもちろん、私たち自身や私たちの故郷を見つめ、ワインを通して何を伝えたいのかを考えることを学びます。 この魅力発信プロジェクトでは、私たちが高校生の視点から学び舎である山梨県立農林高校や故郷である甲斐市についての魅力、そして、農林高校ワインの楽しみ方に関してもお伝えします。 このプロジェクトをきっかけに皆様がワインや農林高校、甲斐市についてご興味を持っていただければ幸いです。また、それが皆様自身の周囲への感謝や興味、明日へと進む活力になればと願っています。 まだまだコンテンツが少ないページですが、毎年少しずつ更新していく予定です。ページの下部にワインやこのページに関するアンケートがあります。 これからの私たちの活動の参考にいたしますので、皆様の声を私たちにお聞かせください。 ○農林高校 学校紹介 ○農林高校のワイン造り ・原料 :山梨県産プティ・ヴェルド・仕込み:10月11日・醸造 :1週間アルコール発酵後、乳酸菌発酵を誘起。フレンチオークにて約半年間熟成。・テイスティングノート(白石CEO) 「色調は輝きのある赤紫色。 ブルーベリー、シダ、ハーブに、樽に由来するクローブのアロマに、 スミレやなめし革の香りがほのかに感じられます。 なめらかなタンニンと凛とした酸味のある、 フルーティーというよりはエキゾチックでスパイシーな味わいが魅力です。」 ○おすすめの農林レシピ「甲斐市産牛肉のステーキ」甲斐市には色々な特産品がありますが、甲州ワインビーフや甲州牛もそのひとつ。今回は、しっかりした味わいをもプティ・ヴェルドのワインに、甲斐市産牛肉のステーキを合わせました。▶︎材料 ・牛肉(ロースなど) 400g ・牛脂 ・塩 ・胡椒 ・八幡芋 ・長ネギ■ブドウソース ・ブドウ 20粒程度 ・醤油 大さじ4 ・赤ワイン 大さじ4 ・バター 10g ▶︎レシピ【ブドウソース】 1 ブドウを、梗を残して1粒1粒に分ける。(形が崩れにくい) 2 ブドウ以外の材料を入れ、量が半分になるくらいまで煮詰める。(*) 3 牛肉は室温に戻し、フォークで満遍なく刺す。 4 フライパンをしっかり熱し、フライパンが十分に厚くなったところに牛脂を入れる。 5 焼く直前に塩胡椒し、表になる麺を強火で1分焼く。 6 火を弱め、さらに約1分焼き、裏返して強火で30秒焼く。 7 牛肉を取り出し、アルミホイルで5分間ほど包む。その間に添え物のネギを焼き、八幡芋をフリットする。 8 ステーキをアルミホイルから取り出し、温める程度に再度弱火で焼く。 9フライパンに2(*)とブドウを入れ、ブドウをスプーンの背で潰しながらサッと煮詰める。 10 ステーキや添え物を盛り付け、ソースをかける。 ○取り扱い先・販売時期・株式会社カテリアル 以下のサイトをご覧の上、ご購入ください。※農林高校での直売はおこなっておりません※ふるさと納税のサイトは甲斐市在住の方はご利用になれません。 【農林高校ワイン 17ans-ディセタン-1本】 *各サイトへリンクしますカテリアルで購入するふるさとチョイス(ふるさと納税)で購入する ANA(ふるさと納税)で購入する 【農林高校ワイン 17ans-ディセタン-3本】 *各サイトへリンクしますカテリアルで購入する ふるさとチョイス(ふるさと納税)で購入する ANA(ふるさと納税)で購入する ○アンケートこれからこのページをより良くするため、またこれからのワイン造り(商品開発)に役立てるため、アンケートにご協力お願いいたします。アンケートに回答する ○関連リンク・農林ワインについて詳しく知るhttp://www.norinh.kai.ed.jp/meister/?doing_wp_cron=1663611972.2546579837799072265625・甲斐市商工会についてhttp://www.kai-shokokai.jp/・甲斐市HPhttps://www.city.kai.yamanashi.jp/index.html・甲斐市の魅力を詳しく知る(甲斐市移住のポータルサイト「よっちゃばるかい」)https://www.kai-iju.jp/miryoku・農林レシピ(工事中)
この17ans Petit Verdot [ディセタン プティ・ヴェルド] 2021年は、
私たち、山梨県立農林高校の令和2年度入学生が、
2年生のワイン醸造の授業で造ったワインです。
使用したブドウは、山梨県産のプティ・ヴェルドという品種です。
プティ・ヴェルドはフランスのボルドー原産のブドウで、
ボルドーでは数%の割合でブレンドされる他、
フランス南西部、南オーストラリアでは単独でワインが造られています。
私たちがこのブドウを選んだのは、
近年プティ・ヴェルドが日本に適したブドウとして注目される一方で、
このブドウのみでワインで造っているワイナリーが少なかったからです。
しかし、造る前にブドウの生産者や先生方にお話を聞くうちに、
このブドウが成熟するためには高い湿度に耐えなければならないことや、
熟成することでスミレやなめし革の独特の香りを醸し出す特徴を知り、
このブドウに未来に向けて不安ながらも1歩ずつ進んでいる
今の私たち自身を重ね合わせました。
私たちは、「このブドウから高校生の私たちらしいワインを造ろう」と決意しました。
このワインの仕込みが始まったのは10月11日。
仕込みの日は夏に戻ったかと思うほど暖かい日でしたが、
八ヶ岳おろしの影響で翌日以降に気温はぐんぐん下がっていき、
1週間も経つと最高気温も20度を下回り、
最低気温は10度以下になっていました。
この冷え込むため、私たちのワインはゆっくりと発酵が進んでいきました。
11月にはフランス製の小樽にワインを移しました。
樽で熟成することをフランスではエルバージュ(育成)と呼ぶそうです。
「このワインを来年まで見守り、ようやくワインができるのだ」と胸が膨らみました。
私たちはまだワインが飲める年齢ではありません。
将来、私たちがワインを飲むときには高校時代を振り返り飲むのだと思うと、
自然と胸の奥からお世話になっている方々や地域への感謝が湧いてきました。
ワインを造り始めた時には、
ワインを見守り、育てることを通じて、
感謝や自分達の未来について思いを馳せることになるとは思ってもいませんでした。
私たちはこの経験を活かして、
ワインを飲んでくださった皆様に
ワイン、学校、そして市(まち)を知っていただくため、
この魅力発信プロジェクトを立ち上げました。
・制作(生徒代表):山梨県立農林高等学校食品科学科 有志
・協力:甲斐市、甲斐市商工会、山梨県立農林高等学校
・販売協力:株式会社カテリアル
・プロデューサー:マイスターハイスクール事業CEO 白石壮真
・ディレクター:マイスターハイスクール事業 実務科教員 山口美樹
・原料 :山梨県産プティ・ヴェルド
・仕込み:10月11日
・醸造 :1週間アルコール発酵後、乳酸菌発酵を誘起。フレンチオークにて約半年間熟成。
・テイスティングノート(白石CEO)
甲斐市には色々な特産品がありますが、
甲州ワインビーフや甲州牛もそのひとつ。
今回は、しっかりした味わいをもプティ・ヴェルドのワインに、
甲斐市産牛肉のステーキを合わせました。
▶︎材料
・牛肉(ロースなど) 400g
・牛脂
・塩
・胡椒
・八幡芋
・長ネギ
■ブドウソース
・ブドウ 20粒程度
・醤油 大さじ4
・赤ワイン 大さじ4
・バター 10g
▶︎レシピ
【ブドウソース】
1 ブドウを、梗を残して1粒1粒に分ける。(形が崩れにくい)
2 ブドウ以外の材料を入れ、量が半分になるくらいまで煮詰める。(*)
3 牛肉は室温に戻し、フォークで満遍なく刺す。
4 フライパンをしっかり熱し、フライパンが十分に厚くなったところに牛脂を入れる。
5 焼く直前に塩胡椒し、表になる麺を強火で1分焼く。
6 火を弱め、さらに約1分焼き、裏返して強火で30秒焼く。
7 牛肉を取り出し、アルミホイルで5分間ほど包む。その間に添え物のネギを焼き、八幡芋をフリットする。
8 ステーキをアルミホイルから取り出し、温める程度に再度弱火で焼く。
9フライパンに2(*)とブドウを入れ、ブドウをスプーンの背で潰しながらサッと煮詰める。
10 ステーキや添え物を盛り付け、ソースをかける。
・株式会社カテリアル
以下のサイトをご覧の上、ご購入ください。
※農林高校での直売はおこなっておりません
※ふるさと納税のサイトは甲斐市在住の方はご利用になれません。
【農林高校ワイン 17ans-ディセタン-1本】 *各サイトへリンクします
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ふるさとチョイス(ふるさと納税)で購入する
ANA(ふるさと納税)で購入する
【農林高校ワイン 17ans-ディセタン-3本】 *各サイトへリンクします
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・農林ワインについて詳しく知る
http://www.norinh.kai.ed.jp/meister/?doing_wp_cron=1663611972.2546579837799072265625
・甲斐市商工会について
http://www.kai-shokokai.jp/
・甲斐市HP
https://www.city.kai.yamanashi.jp/index.html
・甲斐市の魅力を詳しく知る(甲斐市移住のポータルサイト「よっちゃばるかい」)
https://www.kai-iju.jp/miryoku
・農林レシピ(工事中)