山梨県立農林高等学校
2023年2月12日カテゴリー:

「ドライフラワーリース」 2年草花・システム園芸科

草花の領域には園芸デザインがあります。今回はその中でドライフラワーを使いリースを作成しました。

学校で夏から秋にかけて栽培した帝王貝細工と千日紅、秋から冬にかけて学校で採取した木の実がメインです。

リースは、正面から見るだけでなく空間に吊るす場合もあるので、360°展開(四方見)できるものとして分類されていますが、

多くはドア飾りなどに使われ180°展開(片方見)です。

生徒には、正面からしか見ないが、平面だけで見る感覚はなく、横からでも見られるように作成し、奥行きをつけるようにしています。

リースは、左右対称(シンメトリー)ですが、装飾するパーツで、シンメトリー若しくはアシンメトリー(左右非対称)ができることを理解してから作成に入りました。オーソドックスにシンメトリーで装飾するか、攻めてアシンメトリーで装飾し、デザイン性の高い作品を目指すかは、自由です。

今回は、発泡スチロールのリース台に、アイスランドモス(グリーン)を付けベースとしてから、ドライなどの装飾を行っています。

仕上げでヒムロスギなどの細かく入れ込み作品の完成度を上げているものもあります。

想像以上に高レベルの作品ができました。若い感性は素晴らしいです。