山梨県立農林高等学校
2020年6月3日カテゴリー:

廃材の活用

今日は森林科学科からも話題があります。

 

森林科学科では木材を使用し様々な加工品を作成しています。
代表的な加工品は毎年収穫祭で販売しているウッドベンチですが、他にも棚・椅子・テーブル等も実習の中で作成をしています。
加工実習をしていくと必ずでてくるのが廃材です。
廃材とは不要となった材木のことです。その大量に出てしまうものを、使用せずにただ捨てるのではなく、「廃材を活用する」ことをテーマにいろんな加工品を作成していこうと考えました。
その第一弾として本棚を作成してみました。

木材加工機械(パネルソー、クロスカットソー)によるカッティングや面取り(面取り盤という機械を用います)を行い、綺麗に仕上げることができました。
今回は職員が試作しましたが、今後は生徒にも作成してもらおうと考えています。

 

第二弾はラックを作成してみたいと思います。
また、甲斐市内の小中学校で使ってもらう司会台も製作中なので、後日その様子も紹介したいと思います。

 

木工製品は使って便利なだけではなく、一つ一つに木目があるから製品それぞれに個性が生まれ、大切に使っていただけるものだと思います。
皆さんも生活の中に木を取り入れてみませんか。