山梨県立農林高等学校
2020年9月14日カテゴリー:

造園緑地科の庭園管理

9月14日(月)です。
農林高校では広大な敷地があり、その中には庭木や庭園がたくさんあります。
それらは手入れをしなければ荒れ放題になってしまいます。
農林高校においでになった方はご存じかもしれませんが、庭園は一定のレベルできれいに管理されています。
 
本校には5つある学科の1つに造園緑地科があります。
授業の一環で実際の庭木などの手入れの仕方を学ぶ実習があります。
 
今日はその様子をお知らせいたします。
 
まずは、通路の庭木手入れをしている男子4人組から。
彼らの後ろにある木がきれいに揃っているのがわかりますね。
エンジン式のエッジトリマーを使って、きれいに刈り揃えてくれました。
さすが3年生ですので、エッジトリマーを持つ姿も決まっています。
 
続いて丸太を処理する2人。
1人で丸太を運び始めた生徒を見かねて、先生も一緒に片付けています。
師弟同行の精神が垣間見えるひとコマでした。
 
続いてはこちらの2人。
息の合った作業をしているこの2人は、高所作業車を巧みに操って、高い所の枝を切りそろえてくれていました。
高い所での作業は怖そうですが、安全帯を付けているのでそれほど怖さはないそうです。
安全管理は最も大切なんだそうです。
 
最後は、切り取った枝の処理です。
赤い大型の機械は、枝などを細かいチップにしてしまう粉砕機という機械です。
自走式で、必要な場所に動かしてから使用することができます。
この日は大量に切った枝が出ましたので、チップにして処理をします。
機械に入る程度の大きさに切ってから、先生が機械に入れていくと、轟音とともに細かいチップが吐き出されていきます。
庭園管理は木を切るだけでなく、最後の片付け処理までが一つの作業となっています。