山梨県立農林高等学校
2020年7月21日カテゴリー:

水槽の中のホンモロコ

7月21日(火)です。今日は環境土木科のプロジェクトの話の続きです。
 
環境土木科では、10年以上使用されていない本校のプールに注目し、平成30年度からその活用方法を模索しています。
今年度は山梨県水産技術センターと連携を取りながら、農林高校の環境でも飼育が可能な魚などを検討してきました。
その結果、コイ科で環境に強い「ホンモロコ」の飼育に挑戦することとなりました。
 
7月17日に水産技術センターを訪問し、主任研究員の名倉さんよりホンモロコについての説明と飼育するためのアドバイスをいただきました。
 
試験的にホンモロコの稚魚30匹を分けていただき、水槽で飼育することにしました。
水槽の場所は職員室の前の廊下です。
 
ホンモロコは食べるととてもおいしいそうです。
もともとは琵琶湖の固有種ですが、現在では山梨県の山中湖などにも移植されているようです。
また、県内でも峡南地域を中心に養殖をしているところがあります。
将来的には、農林高校の井戸水を使って飼育したホンモロコが地域の食卓に届くことを目標に活動していきます。