山梨県立農林高等学校
2020年6月17日カテゴリー:

シイタケ栽培の準備

6月17日(水)です。授業再開から3週目に入りました。
今週からは昼食も始まり、6時間授業となっています。
クラスもやっと全員がそろった形になりました。
感染防止に気を付けながら、学校活動を行っていきます。
今日は森林科学科から、実習の様子が届きました。
 
 
森林科学科では、毎年シイタケの菌をほだ木(シイタケを生やす木)に埋め込み、一年間を通して必要な管理を生徒と職員が協力しながら行っています。
先日、やっと授業が再開した生徒たちが課題研究の授業の中でシイタケ栽培の準備をしました。
 
シイタケは菌を打ち込んでもすぐには生産できません。
ほだ木の中でシイタケの菌が繁殖し、子実体(キノコ)となって出てくるまでに様々な管理が必要です。
今回はシイタケ栽培場の整備と、浸水(水に沈めること)を行いました。
 
過去の先輩が作成したシイタケ栽培場の骨組みに、日陰ができるように寒冷紗をかけ、ひもで固定しました。
 
毎年腰をかがめながら作業をしていたので、中で作業がしやすいように、支柱を立ててみました。
 
過去の先輩が打ち込んだ菌はほだ木に蔓延しています。
浸水箱から取り出して、間隔をあけてきれいに並べました。
しっかりとした良いシイタケが生えてくることを祈るばかりです。
今後は来年度に向けた植菌や散水などを行い、秋ごろの収穫を目指します。