6月中旬に実施予定だった３級造園技能検定実技試験が、天候不順の影響で延期され、7月１４日（金）に行われました。

当日は、昨晩までの降雨により、検定場所のコンディションと受験者である生徒の体調も良くない状況のなか、決められた時間制限と正確さ、仕上がりの美しさを追及した作品を完成させました。この試験は、学科試験と実技試験の２つの試験が基準値以上にならなければ合格しない試験です。特に、実技試験は２時間制限で仕上げなければならなく、この他にも樹種判別試験も行われ、総合得点が基準値以上で合格認定されます。試験官からは、生徒たちの頑張る姿を見て、「泥まみれになりながら一生懸命に取り組む姿に久しぶりに感動した。」と話がありました。

　今年の合格発表は８月２５日（金）です。造園技術者の卵がこの試験に合格し、造園技術者として認定されます。何ごとも努力したことが報われます。この度、受験した高校生全員が合格することを祈っています。