山梨県立農林高等学校
2025年2月19日カテゴリー:

造園緑地科1年 ダイハクザクラの剪定

 造園緑地科では本校が締結した甲斐市との包括連携協定に基づく活動の一環として去る2月4日(火)、1年生が甲斐市にある「やはた公園」のダイハクザクラの剪定を行ってきました。この「やはた公園」は甲斐市立玉幡中学校の隣にあり、本校からも近く、南に富士、北に八ヶ岳を望む、景色の良い、比較的新しい街区公園です。この公園の丘の上にあるサクラの木、ダイハクザクラ(太白桜)の剪定を甲斐市役所緑地計画課の係職員の方々のご指導の下、行ってきました。

 午前中、剪定すべき枝の見極め方。太い枝の切り方。サクラの樹木特性などの説明を受けた後、昼休憩をはさみ、午後剪定実習を行いました。

 この、ダイハクザクラという品種のサクラの木は明治時代初期に日本から一度イギリスにわたり、「Japanese Cherry」として栽培されていた品種群の一つですが、イギリスに渡ってから後、一度日本国内では絶滅した品種だったところ、イギリスから送られてきた穂木により復活した品種ということのようです。春先に白く大きな花をつけるのが特徴です。樹木の仕立て方のほか、このような学習も行い、楽しく実習を行うことができました。

 そしてこの実習の日には、本校同窓会長として様々なご支援をいただいている、甲斐市長、保坂武先生も激励に駆けつけていただき、生徒の取り組みの様子を見守ってくださいました。 また、甲斐市ホームページ、広報「甲斐」Facebook(フェイスブック@kaicitykoho)ページ、2月18日付山日新聞17面にも大きく紹介していただき、私たちに対する期待の大きさを感じ、今後の学習の励みになりました。