山梨県立農林高等学校 > 活動の様子 > チューテ(三角袋)の作成 システム園芸科3年生「園芸デザイン」 2023年6月19日カテゴリー: 活動の様子 チューテ(三角袋)の作成 システム園芸科3年生「園芸デザイン」 3年システム園芸科科目「園芸デザイン」で昨年度に続き「チューテ」という作品作りを行いました。 厚紙を三角形の筒状にして和紙を貼り付け作成します。和紙は大きすぎず、小さすぎず、が約束で3色の和紙を使い作成するルールです。 場合によってはそれ以上の配色になっている作品もあります。 色には三属性という色相、彩度、明度があります。これがベースになります。 12色環を使いコントラストの説明をして、補色や隣り合う色を理解したうえで作品制作に入り、三属性やバランスにについて評価します。 次に、出来上がったチューテに活けこみを行います。本来ならばフレッシュ(生花)で装飾したいのですが、日持ちをとコストを考え、100円均一ショップで造花を購入して使用しています。ここでは、材料を小分けし、2種類のワイヤリングテクニック(ヘアピンメソッド・ツイスティングメソッド)を使い装飾しやすいようにしていきます。更に植物を形態で分類し、マスフラワー(かたまり的な花)とフィラフラワー(詰め物・空間を埋める花)を学び活けこみに入ります。今回はより植生的な活け方をイメージし、実際に活けこみを見せ、完成作品を生徒に提示していますが、結果的に感覚的に持ち合わせて植生的にできる生徒と、規則正しく配列する生徒、凝縮したかたまりを作る生徒に分かれます。難しい領域なので、全体的なバランスで評価します。 最終的な作品をアップします。力作が多く、和紙の貼り付けで着物をイメージした、植物全体をイメージした、ワンポイントをいれたなど個性があふれた作品群となりました。造花も生花と見違えそうなほどの出来で、自然に装飾されています。
3年システム園芸科科目「園芸デザイン」で昨年度に続き「チューテ」という作品作りを行いました。
厚紙を三角形の筒状にして和紙を貼り付け作成します。和紙は大きすぎず、小さすぎず、が約束で3色の和紙を使い作成するルールです。
場合によってはそれ以上の配色になっている作品もあります。
色には三属性という色相、彩度、明度があります。これがベースになります。
12色環を使いコントラストの説明をして、補色や隣り合う色を理解したうえで作品制作に入り、三属性やバランスにについて評価します。
次に、出来上がったチューテに活けこみを行います。本来ならばフレッシュ(生花)で装飾したいのですが、日持ちをとコストを考え、100円均一ショップで造花を購入して使用しています。ここでは、材料を小分けし、2種類のワイヤリングテクニック(ヘアピンメソッド・ツイスティングメソッド)を使い装飾しやすいようにしていきます。更に植物を形態で分類し、マスフラワー(かたまり的な花)とフィラフラワー(詰め物・空間を埋める花)を学び活けこみに入ります。今回はより植生的な活け方をイメージし、実際に活けこみを見せ、完成作品を生徒に提示していますが、結果的に感覚的に持ち合わせて植生的にできる生徒と、規則正しく配列する生徒、凝縮したかたまりを作る生徒に分かれます。難しい領域なので、全体的なバランスで評価します。
最終的な作品をアップします。力作が多く、和紙の貼り付けで着物をイメージした、植物全体をイメージした、ワンポイントをいれたなど個性があふれた作品群となりました。造花も生花と見違えそうなほどの出来で、自然に装飾されています。