山梨県立農林高等学校
2024年3月19日カテゴリー:

色と花のお話

3月は卒業シーズンで多くの花が活用されます。特に卒業の色の使い方は繊細さが求められるので最も気を使うところです。これは花だけではなく卒業に関わるものも含まれると考えています。卒業証書、コサージュ、卒業アルバムが特に目につきます。写真では表現できていませんが、卒業証書は、学年色のブルーを基調にスエード(ベルベット地)の紫紺とし、卒業アルバムは、3年間の大切な思い出と明るい未来としてゴールドに近い黄色、高校生に最もマッチング良いと考えているピンクのバラとカスミソウをイメージしたコサージュを当日胸につけました。

生花は、例年プリムラマラコイデスで卒業式の壇上を華やかに飾りお祝いをしていますが、本年度は手違いでマラコイデスを準備できず急遽ディスプレーを行うことになりました。ノースポールを下地に、桜と雪柳で奥行きを出し装飾して華やかさを演出しています。袖机に置かれるお花屋さんの盛花を絶妙に引き立てます。

卒業式当日の卒業証書授与のショットです。主役の生徒を多くの花と彩でお祝いしている最高の瞬間です。