山梨県立農林高等学校
2020年6月15日カテゴリー:

ヴィンヤードでの実習風景

2年食品科学科の授業「総合実習」の様子です。
本日は釜無川ヴィンヤードにて醸造用ブドウの栽培管理を行いました。
 
密になるときはマスクを着用して感染症を予防し、仲間と間隔を取れる時はマスクを外して熱中症を予防します。屋外での実習でも体調管理が欠かせません。
 
 
実習内容は新梢誘引です。まずはこのようなイラストをもとにレクチャーを受け、その後実習に移ります。しかし植物が相手となるので、教科書通りにならないことも多々あります。
 
このように、新梢誘引が2m近く伸びています。
特に成長が旺盛な新梢は、先端部分を摘み取る「摘心」という作業を行います。
 
作業後のブドウ樹の様子です。このように丁寧に新梢を整列させ、テープにとめることができました。これにより、それぞれの葉が均等に日光を浴びることで健全に成長できます。また風通しも改善されるため病気のリスクも減らすことができます。
 
先日、山梨県ワイン酒造組合様から「醸造用ブドウ栽培マニュアル」を提供していただきました。このマニュアルをベースに授業の資料が作成され、生徒たちは栽培に関する正しい知識と技能を学んでいきます。