山梨県立農林高等学校
2020年10月9日カテゴリー:

赤ワインの初仕込み

食品科学科では、10月9日にワインの仕込みという農林高校初の試みをしました。
山梨ではワイン造りが盛んで世界的にも注目を集めています。
そんなワイン造りを高校の内に経験できることをとてもうれしく思います。
そして、この授業を機会に山梨の関心を深められたらいいなと思います。
私たちの在学中に試験醸造免許を取得できてとてもうれしいです。
食品科学科の生徒は慣れていないワインの実習に緊張していますが、先生の指導の下、成功させたいと思います。

 

ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)
高級ワインの原料/原産国、フランス(ボルドー)
特徴 晩熱(収穫は10月中旬) 病気に弱く栽培が難しい
収穫地 北杜市明野町産

 

・授業内容

(原料果実) 選果、除梗・破砕 

(破砕果) 亜硫酸添加

(果醪) 発酵管理

 

丸一年かけて【ブドウ栽培】→【ワイン製造】→【販売】という流れを踏みます。

 

生徒の感想(代表2名)

2S望月さんの感想
・担当の【選果】について 
 一粒一粒を確認して取り除く作業はとても精神を使います。
 簡単な作業ほど集中力を使うのでとても疲れました。
・ワイン製造を学校側ですることについて
 高校生の内にワイン造りをすることはとても貴重な経験なので、これを機にワイン製造や山梨県の文化に興味を持てたらいいなと思います。
 
2S櫻田さんの感想
・担当の【除梗・破砕】について 
 除梗破砕機を回すときに梗が引っかかってとても重くて大変でした。
 また、梗を取り除いたブドウの実を救うのも中腰になって大変でした。
 この作業は男子でも大変なので女性にはとても大変だと思います
・ワイン製造を学校側ですることについて
 私は将来食品を扱う仕事に就きたいと思っているので、ワイン製造という貴重な経験が役に立つと思いました。

次回も頑張ります。ありがとうございました。