山梨県立農林高等学校
2024年2月28日カテゴリー:

「米みその仕込みをしました」(食品科学科2年)

食品科学科2年生は食品製造の授業で、2月に恒例の「米みそ作り」を行いました。

1日目は米麹(こめこうじ)作り、2日目は仕込みです。それぞれ前日の放課後に米の水洗い、大豆の水洗いをし、一晩水に浸けておきます。

米麹は蒸した米にこうじ菌を繁殖させたものです。上手くいくと米粒の表面が白い菌糸で覆われます。これに粗塩を混ぜて塩切り麹を作ります。

次に大きな釜で軟らかくなるまで煮た大豆を機械で潰し、塩切り麹、大豆の煮汁、昨年度醸造したみそ(種みそとする)を加えてよく混ぜます。これをボール状に丸めてタルに投げ込み、隙間なく詰めていきます。そのまま8カ月くらい熟成させると美味しい米みそが出来上がるので、11月の収穫感謝祭で販売する予定です。

本校手作りみその特徴は、北海道産大豆、本校生産のコシヒカリを使用し、添加物なし、塩分濃度は約10%の米みそです。みんなで協力して作ったので、多くの方に味わっていただきたいです。