山梨県立農林高等学校

マイスターハイスクール(ワイン)

2020年10月7日

醸造免許の交付

10月に入り過ごしやすい気候になってきました。朝晩は冷え込みますので、皆さん体調にはお気を付けください。 先日、農林高校はワインの試験醸造免許を取得しました! 今回は、先日行われた免許交付式の様子をお伝えします。 10月2日、甲府合同庁舎内にある甲府税務署にてワインの試験醸造免許の交付式が行われ、本校からは古郡校長と2年食品科学科の代表生徒3名(植...

2020年9月16日

ワインの原料となるブドウ果汁の用意

9月16日(水)です。 今日は2年食品科学科の様子です! 今日は専門科目「総合実習」の授業でブドウを搾りました。品種はマスカット・ベーリーAで数量は150キロです。まず、悪い実を取り除く選果という作業をしました。これが選果の様子です。皆真剣に取り組んでいました。 選果し終わった実をパルパーフィニッシャー(破砕除梗機)という機械で、茎と実を分けました。レバーを回すのに力が必要な為...

2020年9月9日

ブドウ果汁の比重計測と補糖量算出

9月9日(水)です。朝はだいぶ涼しくなってきました。夏も終わりに近づいています。とはいえ、今日は午後にはだいぶ気温が上がりました。 さて、今日は食品科学科2年生の授業風景をお知らせします。 専門教科「総合実習」にて、本時のテーマは「ワイン製造におけるブドウ果汁の糖度計測と補糖量算出」です。 ワインづくりにはサッカロミセス・セレビシエというアルコール生産能力のある酵母の作用が欠か...

2020年9月4日

皆の協力で素晴らしいものを

9月4日(金)です。久し振りの更新になりました。今日は、食品科学科の様子をお伝えします。 食品科学科では1年生と2年生、そして先生たちがそれぞれ役割を分担して、秋から始まるワイン製造実習に備えています。 まずは1年生!少し前になりますが「農業と環境」の実習でブドウ畑の管理を行いました。 敷地内にあり食品科学科が管理をしている醸造用ブドウ試験栽培園「釜無川ヴィンヤード」です。とて...

2020年6月29日

グレープゾーンの除葉

今年の梅雨期の降水量の少なさは、果樹を生産する農家にとっては嬉しいことです。 この時期、黒ブドウ品種の畑では「除葉」という作業を行います。釜無川ヴィンヤードで育つビジュノワール(黒ブドウ品種)の樹です。ブドウの果房がある位置をグレープゾーンといいます。このグレープゾーンにある葉を摘む作業が「除葉」です。 除葉後の様子です。果房が見えるようになりました。 除葉は、果房の日当たりや...

2020年6月15日

ヴィンヤードでの実習風景

2年食品科学科の授業「総合実習」の様子です。本日は釜無川ヴィンヤードにて醸造用ブドウの栽培管理を行いました。 密になるときはマスクを着用して感染症を予防し、仲間と間隔を取れる時はマスクを外して熱中症を予防します。屋外での実習でも体調管理が欠かせません。  実習内容は新梢誘引です。まずはこのようなイラストをもとにレクチャーを受け、その後実習に移ります。しかし植物が相手となるので、...

2020年5月18日

ブドウ畑に看板

5月18日(月)です。今日は 「Microsoft Teams」 の接続確認を行いました。お互いに慣れない環境ですが、少しでも生徒の皆さんとつながりたいと思っています。さて、今日も前回に続いてブドウ畑のお話ですが、食品科学科だけでなく、森林科学科と環境土木科も関わっているお話です。森林科学科と環境土木科の協力のもと、先日紹介した醸造用ブドウの畑に看板を設置しました。看板の作成は...

2020年5月12日

醸造用ブドウの植樹

5月12日(火)です。今日は農場の様子をお伝えします。 農林高校の敷地内東側にはワインの製造に使われる醸造用ブドウ栽培の圃場があり、食品科学科が管理しています。巨峰やシャインマスカットなど生食用のブドウは、国内で一般的な「棚仕立て」で栽培されているのに対して、醸造用ブドウは主に「垣根仕立て」により栽培されます。海外では一般的な方法であり、収量は少ないですが、凝縮感のあ...